第壱章:艦船設計入門/最初の指揮艦の建造・艤装についてと修繕
- I. First Ship, Building and Repair
1.1 序
Welcome Aboard!!
さて、ファイルのダウンロード、インストール、パッチ当て。
これらが終わって早速ログインした貴官の前には、最初の配属地である中立港が開かれているはずだ。
ここには、チャットルーム*1である各埠頭と艦艇の造修を行うドック*2が存在する。
チャットについてはおそらく感覚で理解できるだろう。
雑談・ギルド・Q&A・ネタ。
いろいろなチャットルームがたっているだろう*3から、思い切って飛び込んでみると、新たな関係を生まれるかもしれない。
とは言え、これは「NAVY」FIELDなのだから、先ずは自分が指揮する艦を持たなければお話にならない。
そこで、向かうのはドックだ。
※画面右上のバー、もしくは港湾グラフィック上にある「ドック」をクリックで移動する。
1.2 船体の建造と命名
ドック画面が表示されただろうか?
では、いよいよ貴官の最初の指揮艦を建造することになる。
※左側にあるシップステータス欄の下段「購入」をクリック。
購入可能な艦船のリストが表示される、が、1レベルでは選択の余地はないので「FF.フリゲート1型」を選択し、決定。
艦名入力をしたら、船体の建造は終わり。艤装に移ろう。
1.3 艤装1(基本装備編)
艤装を行う。まずは、必須装備2つを搭載する。
1.3.1 エンジンの搭載
※ドック画面上「機関変更」をクリック。
船体の能力で搭載できる機関がリストアップされる。
機関には、同じ形式で「標準」「軽」「重」があるが、その違いはというと・・・
- 標準:ノーマル。値段は基本価格。性能、重量とも標準
- 軽:軽量化カスタマイズ型。価格は割増。性能は落ちるが、ダメージを受けても止まりにくいというメリットがある。重量は軽い。
- 重:出力強化型カスタム。価格は割増料金。最大出力は大きくなるものの、ターボ時の持続時間が短いのとダメージを受けたときの影響が大きいのが欠点。重い。
最初は資金も少ないので、標準型を選んでおこう。
余裕ができるようならば、速度重視でいくか打たれ強さを選ぶか・・・
小型艦のうちは速度重視の方がメリットは大きいかな?
1.4 水兵徴募基礎/水兵のパラメータとその効能
※ドック画面、右側中段、武装ステータス欄の上に、「装備」「乗員」の切り替えボタンがあるので、乗員の方をクリック。
水兵管理に切り替わるので、その下段「NEW」をクリックする。
新兵が面接に来るので、パラメータを吟味して採用を決定しよう。
手持ちの人事ポイントは初期は10000pt.
水兵を雇うのに、必要なポイントは・・・
- 面接一回で10pt.
- 本採用で2990pt.
計3000pt.を必要とする。
つまり、初期で3人の水兵を雇用することができる。
初期ポイントの余裕は1000pt.あるので、1000/10で最大で100回の面接をすることが可能だ。ただし、面接しすぎて本採用するポイントがなくなった、なんてことがないように注意しよう。
Ex.水兵のパラメータ解説
水兵のパラメータには、成長値と現在値がある。後々のためには、成長値がよい兵を選んでおきたいところだ。能力表の中で、左側が成長値、右側が現在値になる。
この数値の範囲は、潜在のみ〜15、他の能力では〜12が初期では上限になる。
当然、高い方がいいわけだが、確率的にいうと潜在15や他の能力で12というのは滅多に出ない。これを追い求めてポイントを浪費してしまうのも序盤のポイントが少ない時期には得策とはいえない。ほどほど、と言うのも大事だ。
- 能力概説。
- 潜在:一部の上級職で、専門能力に転換する。主な例は、艦長(統率)、通信兵(通信)上陸兵(上陸)会計兵(会計)など。特殊技能系が該当する。これらへの転職を予定する兵なら、13〜ぐらいはあった方がよい。
- 命中:砲撃の命中修正に影響する。必要とする上級職:砲兵
- 連射:砲撃の連射速度に影響する。必要とする上級職:砲兵
- 対空:対空機関銃(自動動作)の命中率に影響する。必要とする上級職:対空兵
- 魚雷:魚雷の再装填時間に影響する。必要とする上級職:魚雷兵
- 修理:応急修理の速度に影響する。必要とする上級職:修理兵
- 機関:エンジンのブースト維持に役立つ。必要とする上級職:機関兵
- 保守:ダメージの吸収効果を上げる。必要とする上級職:整備兵
- 偵察:航空機の生還率に影響。必要とする上級職:ルーキーパイロット他
- 戦闘:戦闘機の戦闘力に影響。必要とする上級職:戦闘機パイロット
- 攻撃:爆・雷撃機の攻撃能力に影響。必要とする上級職:爆撃機P・雷撃機P
Ex.2 水兵の構成
ちなみに、水兵は実は一人ではない。数十名からなる「チーム」である。
まぁ、名前を付けるのはそのチームの長だとでも思っておけばいいかな?
水兵ステータスの下側、赤/白/緑/黒で色分けされるバー(初期は全部赤色)が、水兵の人数と熟練度を表している。
- 水兵構成概要。
- 赤:新兵/リクルーター、雇われほやほや。補充されるのはみんな新兵。
- 白:熟練兵・下士官/新兵が戦闘で経験を積むと、このクラスにランクアップする。この人数が多いほど、水兵チームの総合力が高くなる。多ければ多いほど良い。*8
- 緑:士官/熟練兵を、士官試験を受けさせることによってランクアップさせると士官になり、その効果は熟練兵の2.5倍に高まる・・・・が、初級レベルではまだお薦めできない(注)*9士官昇進は、巡洋艦くらいに乗れるレベルになってからチャレンジしよう。
- 黒:欠員。戦死者が出たり、レベルアップによって兵数の上限が増加すると発生。戦死が発生するのは主として、クリティカルヒットを食らった時が多い。*10
※で、水兵は戦闘中に戦死することもある。
また、レベルアップするとチームの最大人数が増加していく。
そうすると、欠員が発生するために、新兵を補充することが出来る。
水兵の下、「RCT」ボタンを左クリックで数を調整できるが、面倒ならばRCTを右クリックでフル充填となる。注意!補充するにはそのためのポイントが必要となる。
また、人数が増えた分、重量も増加する。
フネの搭載量を上回ってしまわないように気をつけよう。
さて、水兵が3チーム、雇えただろうか?
泣いても笑っても、序盤はこの3組にがんばってもらうしかない。
では、フネに配置しよう。
最初に雇った3名の配置は、艦長・砲兵(前)・砲兵(後)が基本。
購入したFF1には、もう一つ席がある(フネのサイドに)が、それは機関士/修理員の席なので、余裕が出来てからでOKだ。
※水兵の配置
艦長:フネの中央、ブリッジ(艦橋)*11に配置する。
潜在の高い水兵を選んで、ドラッグ&ドロップ。
砲兵:フネの前後にある砲手席にそれぞれD&D*12
命中か連射の能力が高い水兵を選ぼう。
これで、乗組員の乗艦もOK。
つぎは、武装の搭載だ。
1.5 武装搭載
※先程、水兵の管理に切り替えたのと反対に、「装備」ボタンをクリックして装備モードに切り替えよう。
フネの上、前側に1、後に2箇所、水色の円がある。ここが装備マウントだ。
ここをクリックして、砲塔のグラフィックが書いてあるボタンを押すと、水兵のレベルとフネの搭載限界までの武装がリストアップされる。
最初は1レベルなので、初期の選択肢は一つしか表示されていない。迷うことはないだろう。
後ろの2箇所に、水兵は1人では武器が扱えない?
というようなことは無い。
役割として、後部「砲塔群」の担当ということになるから、ちゃんと初期の3名で艦長と砲3つが動かせる。
安心して搭載しよう。
注意! 主砲の種類は同じもので統一しよう! レベルが上がると、購入できる武器の種類が増えてくる。ただ、あれもこれもと思ってバラバラな武装にすると、それぞれ飛距離が違うために同じ照準なのにバラバラの位置に着弾することになる。 そうすると、命中率は・・・・*13 それと、連射が一番遅いものに足を引っ張られることになる。 特殊な例を除いて、主砲は同じものにしておこう。
弾は・・・・とりあえず、重榴弾を選択しておけばよいだろう。
フリゲートは近距離での殴り合いが多発するので、威力重視でいこう。
※画面右側下段、装備ステータスに、搭載した砲の名前がリストされている。
このリストの[A]というボタンをクリックして、弾薬を搭載する。
注意!対空弾は、艦船に対しては攻撃力「ゼロ」である。間違えないように!
これで、最低限必要な装備は完成した。
装甲・・・?気になるところだろうが、初期の資金ではそれほどのことは出来ないので、下手な装甲よりは速度を重視した方がいい。0.1吋(2.5mm)張っただけではお守り程度だと心得るべし。これについては十分な資金が貯まってから解説しよう。
>第8章参照
1.6 出港
では、出港用意!
※フネの前に、黄色い大きな矢印が現れているだろうか?
無い!という場合、何かを積み忘れている可能性が濃厚だ。
エンジン、FCSの搭載を確認しよう。あと、艦長は艦長席に乗っているか、も。
矢印が現れたなら、それをクリックすると出港だ。
いざ、戦闘!・・・・といきたいところだが、初めてならば「Training Mission」という看板のところで、砲の扱い方を練習することを推奨する。
では、健闘を祈る!
*1:廃止されるという情報あり
*2:Dogではなく、Dock。Shipyard/船渠のほうだ。犬じゃないぞ?
*3:まぁ、我がRNも定例でチャットを たてていたりするのだが
*5:特に史実の艦名や人気のある架空の艦船名
*6:魚雷などの発見に影響
*7:遠距離型は、もっぱら魚雷専業の突撃艦か砲戦を殆どすることの無い、空母で用いられることが多い。
*8:基本的には、戦闘に参加すると一定の確率で昇進するが、砲手については敵機を撃墜したときやクリティカルを出したときに増えることもある。
*9:試験1回につき、熟練10名。2000Pを消費する必要があるが、失敗した場合この10名は帰ってこない。さらにいうと、士官試験の成功率自体もあまりよろしくない。序盤、ポイントは死ぬほど足りないと思われるのと、低レベルの兵の能力が上がっても費用対効果的に期待出来ないので、お薦めはしかねる。失敗したら、熟練が減る分逆に能力が落ちるのもデメリット。
*10:戦闘で船が沈没したときに水兵が全滅する、と言うことではないから安心してほしい。
*13:お察し下さい
*14:&貴艦