第四章:艦船設計中級/FF2ってどんなフネ?〜2種類の武器について〜

艦船・艤装

  • IV. Ship Design Advice for Frigate-II and Other Weapon

4.1 序

おはよう。
ん?今は夜だって?
まぁ、これを書いているのが朝だったんだ、あまり深く突っ込まないでくれ。
さて、補習教務、二日目の開講だ。
今日は、新しいフネと装備についてを中心に進めていこう。

海面を疾る白い雷跡・・・・もう見かけただろうか?
そう、魚雷だ。通称、サカナ。
こいつを美味しく食べてしまうと、小型艦なら一撃で沈没しかねない代物だ。
積もうと思えばFF1でも搭載は出来るが・・・・・
一回こっきりの博打になるのでお薦めはしかねる。
魚雷を使うなら専門のフネがほしいな。
・・・と、いうわけで1限目。魚雷艇「FF2」建造手引き、はじめようか。

4.2 新型艦登場

さて。数回戦闘を経験して、水兵のレベルも上がっていると思う。
そうすると、3レベルから購入が可能になるフネがある。
「FF.フリゲート2」だ。
レベルが高いフネだからきっと強いに違いない!
武装マウントも4つになってFF1より1つ多くなってるし・・・・
そう思って、乗り換えてみた者も今までに数知れない。

だが、ちょっと待った。早まるな。
FF2は、ちょいと特殊なフネだ。
活用できるようになるには実はもっと高レベルの兵が、しかも5人揃っていないといけない。
きちんと扱えれば大型艦も喰える佳いフネなんだが、水兵が3人しかいないときに乗ると、武装4基のうち2基が扱えない。
そのままだと、FF1に比べて逆に1つ少ない門数で戦わなければいけないことに*1なる。
FF2をまともに使えるようになる目安は「今までの3人に加えて、レベル7以上の水
兵が2人用意できてから」だろうか。
逆に言えば、資金さえ用意できるならレベル5の駆逐艦1型の方が、砲撃メインなら素直に強い。
そして、FF2を強力なフネとして使える頃には、DD1を建造する資金が貯まっていることだろう。

しかし、ここであえてFF2の紹介をするのは、やはり魚雷の特性を知っておくことが上達への早道だろうと思うからだ。
魚雷の使い方を知っていれば、避け方も自ずと判ってくる。
大型艦に乗ると魚雷で狙われる率も上がるし避けるのも難しくなるから、基礎から魚雷の方法論を知っておくのは損にはならないと思う。

このあたりを考慮して、読み進めてほしい。

4.3 FF2の特徴

FF2の人員構成は、艦長、前部砲手、後部砲手、魚雷員右、魚雷員左、の5名だ。
そう、砲を4門積むためのフネではない。何故か?
中央両脇にあるマウントは、前方固定式だ。
前にしか撃てない大砲なんて、そうそう当たるものではない。
さらに、サイズも一見小さいからたいした砲も積めないだろう。

では、何のためにこのちっぽけなマウントがあるのか?
それは、魚雷発射管を積むためだ。
前方固定式の魚雷発射管・・・・
突撃して、大型艦に魚を御馳走してやるためのフネなのだ。

船体自体の購入と、必須装備*2の導入手順は、1章と同様なので詳細は割愛させてもらうが、機関については、重量型を推奨する。
敵の隊列に突入し、そして離脱を図るには、何よりもスピードが必要だからだ。

4.4 武装搭載

では、武装について考えていこう。
FF2の武装は、前後にある「R」グループと中央両舷の「T」グループに別れる。
「R」は、いままでのFF1と同様、基本的には砲を積むところだ。
第2陣の水兵2名がレベル7になる頃には、最初の水兵は10レベルくらいにはなっているだろうか?
彼らにここに座ってもらおう。
搭載する主砲は12cmクラスの威力のある物か、射程に優れた物を選択しよう。
「T」は、魚雷(Torped)用と覚えておけば当座は問題ない。
大型艦になると、魚雷でなく対空砲を積むためのスペースに役割が変わっていくが
・・・初期は主砲が対空可能な砲であることが殆どだから、素直に魚雷を選択しよう。

※マウントの水色の円をクリックし、発射管のマークがあるボタンを押せばリストが出てくる。
 7レベルで、53cm連装発射管が搭載可能リストに現れるはずだ。

Appendix.

上記の例は、出来るだけ強力な構成を考えた場合だが、もうちょっとローコストな方法もある。
もっとも低価格かつ初期から使えるのは、最初の3名が4レベル以上+2名の新兵という構成で、搭載武装はRに1レベルの3インチ砲、Tに4レベルの53cm単装発射管というプラン。
中間に当たるのが、最初の3名がレベル7+2名の兵でいく場合で、この場合はTの魚雷に7レベル2名を当てて連装発射管、Rの砲には3〜4吋くらいの構成だろうか。

さて、砲と発射管を積んだら、次は弾薬の搭載だ。
ドック右下、武装ステータスパネルの最下段に注目。
武装搭載容量」という文字と、0/6と言う数字が見えるだろうか?
これが、FF1との最大の違いだ。
FF2には、魚雷専用の弾薬庫がある。
これによって、FF1に魚雷を積むと、発射管に初期装填した一回分しか発射できなかった物が、専用弾庫のおかげで魚雷の再装填が可能になるわけだ。
では、魚雷を搭載してみよう。

武装ステータスの発射管の名称の右にある「T」ボタンをクリック。
 選択肢は1つしかないので、その魚雷を搭載しよう。

片側に6本〜8本ずつ搭載できると思う。
連装発射管なら、3〜4回の発射が可能となる本数だ。

さぁ、完成したかい?それではいよいよ楽しい雷撃戦だ。
ハイリスクハイリターン*3一撃必殺外せば地獄。
隣り合わせの死と栄光の世界へ、ようこそ。

次章<初級水雷戦術>に続く。

*1:多少、良い砲が積めるとはいえ

*2:機関・FCS

*3:&ハイコスト