第参章:砲戦基礎/ミッションI〜IIでの例、武器の操作法

砲術

  • III. Basic Gunnery, Fire Control in Training Mission

3.1 序

諸君!戦争だ!
なんて叫ぶとまるでウォーモンガーみたいだな。
勝負の結末は自分と相手の腕次第だ。だが一番大事なのは味方との連携だったりする。
くれぐれも紳士的にいこうじゃないか、ミスタ。
とはいえ、先ずは攻撃を当てることが出来なければお話にならないな?
そこで、本日の補講3時間目、砲撃の基礎をお届けしよう。
正しい狙い、正しい照準。これが勝利の鍵となる。そして、相手の先を読もう。
さぁ、いってみようか。

3.2 砲術繰典

本講義では、全手動による砲の操作、砲撃及び弾着の修正がマスターできることを目標とする。
一応、半自動照準機能もこのゲームには用意されてはいるが・・・・
あえて言おう、滓であると!
・・・・多少は楽かもしれないが、手動をマスターした場合に比べて格段に命中率で劣る。
おまけに、実に素晴らしい欠点を抱えているからな、お薦めはしかねる。

3.2.1 ルーム作成/入室

では、まずは砲撃演習場に出てみようか。

※エリア21*1の外周に、金色の看板が立っているのが視認出来ると思う。
 タイトルは、「Training Mission」え?「Traing Mission」に見える?
 ・・・きっと気の*2せいだ。
 その名前の部屋がない?「SETTING」「Untitled」「Under The Mission」しかない?
 この場合、トレーニングルームは他で使用中の状態だ。
 彼らが終了するまで待つか、もしくは、「Untitled」の場合は便乗させてもらって、同時に訓練に参加することも可能だ。
 ただし、先客にはちゃんと挨拶を心がけよう。
 これをクリックするとミッション説明が表示される。
 読み終わったらとりあえず「OK」をクリックで戦闘待機ルームに切り替わる。
 もし、便乗で入った場合は説明書きは流れずに、直接待機ルームに入室することになる。

3.2.2 ルーム内での繰法

同席する相手には挨拶は忘れずに。
せっかくネトゲなのだから、コミュニケーションも大切にしよう。

※待機ルームでは、チームの移動と初期配置位置の変更が行える。
 チームの移動は、画面中央上部のチームフラッグ*3をクリックすることで移動できる。
 ただし、レディ状態にしている場合は、一旦レディを解除しないと移動は出来ないので注意だ。

※初期配置位置の変更は、画面上で薄い緑の円が表示されているので、その何れかをクリックするとそこに移動する。

※なお、艦長のレベルがチーム内で最も高かった場合は「旗艦」として扱われ、艦名が薄オレンジ色に変化する。
 旗艦に指定されると、チーム全体の初期進行方向を変更できるようになる。
 左上にある方向指示盤*4で任意の方向に向けることが可能だ。

※場所を決めたら、戦闘用意だ。
 右上側「READY」ボタンをクリックするか、TABキーで準備完了を指示しよう。
 ルーム参加者の全員がREADYしたら、戦闘開始になる。
 再度チームを移動する必要が出たときなどは、「READY」のかわりに表示される「CANCEL」ボタンクリックか、再度TABキー押下でREADY状態を解除できる。

さて、総員戦闘用意!「教練」水上砲戦!
動かない的当てといえども、成績を出せば賞与も出る。気合いを入れていこう!

3.2.3 砲塔操作要領

基本的な砲撃手順について、順を追って説明していこう。

最初、砲塔はフネの前後方向を向いている。
これを敵の来襲方向に揃えて迎え撃つ事を想定してみよう。

※まず、使用するキーは「A」or「D」
 これによって、砲口を左舷・右舷側に集中させる。

このとき、まっすぐ揃えるよりは、先端を接触または少し交差させるくらいの感覚で調整するとよい。

次いで、揃えた砲口を方位の調整をして敵に向けよう。

※使用キーは「Z」or「C」これで、左右に振り回せる。
 ただし、砲塔には旋回範囲に限界があるので注意しよう。

砲塔は360度回るわけではないので、敵に反対側に回り込まれたらまた最初の手順に戻って舷を変えるか、同じ舷で対処しようとするならば、こちらも舵をきって回り込まれないように繰艦する必要がある。

調整項目はもう一つ。射程だ。これを操作するには、砲の角度を変えてやる。

※使用キーは「S」or「X」
 このとき、画面左下のメーターが砲の仰角を表示しているはずだから、これを確認しつつ、角度を決定する。

そして、発射。

※「CTRL」キー連打で発砲する。

あとは、敵と自分の動きに合わせて方位と射程を調整しつつ、撃ちまくるだけだ。
FCSの照準範囲内なら、発射した弾の着弾点が青くポイントされていくので、それを目安に照準を調節していこう。

3.3 砲術TIPS(初級編)

3.3.1 射程距離をつかもう

序盤に登場する砲なら、おおむね30度〜40度が最大射程になるだろうか。
感覚的には、敵が近づいてきたらそこから一気に角度を20〜10度くらいに落として迎撃、接近戦になったら3〜5度位を基準に微調整するとよいだろう。
砲を積み替えたりして射程が掴めていないときは、開始直後に味方に当たらない方向に向けて試射をしておくのもよい。
そこで、最大射程、中距離、至近距離の射程とそのときの角度を確認しておくと、戦闘中とっさの判断がしやすいだろう。
・・・・くれぐれも、味方を誤射しないように。
万一誤射したら、出来るだけ早めに謝罪をするように心がけよう。

3.3.2 咄嗟砲戦!

砲塔操作には、「ターボモード」がある。
新しい敵が急速に接近してきた!とか、至近距離で砲の旋回が間に合わない!と言う場合に非常に有効だ。

※モード切替は簡単。スペースバー押下でターボ<>ノーマルの切り替えになる。

これで、相手を照準にとらえたら、再度精密照準のためにノーマルモードで微調整>発砲、と言う具合に使い分けるとよい。

3.3.3 引き撃ちって?

FF1というフネは、砲が3門ある。その内訳は、前に1・後ろに2だ。
と、いうことは。
速度が同等か向こうが速い場合、逃げる敵に追いすがるのは攻撃力で1/2の戦いを強いられることになるわけだ。
・・・かなり不利な気がしないかい?
さらに、相手がベテランの場合は巧妙な機動で「追撃してると思ったら、敵の主力の目の前に釣り出されて・・・・以下略」というようなことも、ままある。

教訓、教訓。深追いには気をつけよう。
追撃時にはレーダーと敵前方に影がないかチェックを怠らないように。

3.4 これは訓練ではない

さぁ、これまでの三時間で、フネは出来た、繰艦もOK、そして砲撃の準備もOK?
演習で砲の操作に慣れたならば、いよいよ実戦航海だ。
実戦ではレーダーコンソールにも目をやって、孤立して包囲されたりしないように気をつけよう。
味方と連携して敵を囲む、おとりと主力の関係を考える、逃げ去る敵を深追いしない、といったような事も考慮して、有意義な戦果を上げてもらいたい。
では、第一日目、これにて終了!

Appendix. Never Give Up, Never Surrender!

さて。
戦闘に参加したはいいものの、序盤で沈められてばかり・・・(TへT)
・・・・ということになっていないだろうか?
まぁ、はじめたばかりの時は誰しもが通った道ではあるけれど、ここで一つ助言を。
戦闘しているのは自分だけではない、ということだ。
味方の動き方をつかんでおくだけでも大きな経験になる。

※具体的には、沈んだ時の「ここから出ますか?」という質問に「いいえ」と答える。
 これで、戦闘終了もしくはESCで退出を决定するまで、観戦モードで戦場に留まることが出来る。

見学している間に、動きの良いフネ*5をチェックしてテクニックを盜む、という事も出来る。
コレが結構大事だな。
そして、次回はそのフネの後ろについて行って、連係して攻撃するようにしてみたり。

ついでのついでに言えば、もうちょいと効能がるのだが・・・
それは10章で詳しく解説しようか。

*1:最初の港を出港するとすぐの海域

*2:まぁ、おそらくは開発・移植元の誤植の

*3:アルファ・ブラボ・チャーリー

*4:旗艦でないときは蓋が閉じられている

*5:&プレイヤー